貧乏に生まれ、人並みの生活水準で生きようとした結果

当時の私は東京に住む大学生でした。

高校生の時から働いていたアルバイト先があり、そこでの給料が毎月5~6万円、そして大学入学してすぐに始めたもう一つのアルバイトで月に3~4万円、月に8~10万円の給料がありました。

学費はありがたいことに、両親が学資保険に入れてくれていたおかげで何とかなっていましたが、その代わり当然ながら自分のことは自分負担です。

私は大学まで電車で1時間半程かかるのでその定期代、そして最寄駅まで自転車で15分かかるので駐輪場代、更に携帯代はもちろん日々の食費も自己負担でした。

まず毎月仕方なくかかってしまう金額が5万円程あり、そこから食費が発生します。

尚且つ春や秋は新しい授業が始まるので教科書が必要になります。

そして大学生なのでもちろん遊びにも行きますのでお金がとにかく足らない状況でした。

それだけなら良かったのですが、私はギター教室に通い始めてしまったのです。

月々の出費は更に増え、ですがアルバイトはこれ以上入れません。

私は土日はボランティア活動をしていたので平日しか働けず、その代わり平日は夜中まで働いていました。

そんな生活で続けば良かったのですが、私は夜中までアルバイトをしているせいで朝が苦手になり、授業を休みがちになってしまいました。

大学に行かなくなってしまったら元も子もないので、私は掛け持ちで始めたアルバイトを辞めることにしました。

そうすると大変なのは日々の生活、半年程通ったギター教室も辞め、それでも毎月食費を除けば生活できる状態、つまり食べるものがありませんでした。

家で食べればいいのですが、私の実家は貧乏だったので家に何か置いてあるなんてこともなく、むしろお米すら無い時だって普通にありました。

私は外にいる間は何も食べないようにしました。

まだまだ若いので本当はお腹いっぱい食べたいところですが、毎日昼食は取らずに朝や夕飯がある時は家で食べますが、基本的に家に食事のない家庭なので本当に食べるものが無く、実家にいるのに餓死しそうでした。

さすがにそんな生活にも限界を感じてきた私は、もう一度掛け持ちしていたアルバイトに復帰することにしました。

そのアルバイトは夜中の1時までの仕事なので、朝一の授業は9時から始まり時間的には余裕があるように見えます。

しかし大学まで約2時間かかる私は朝6時頃に起きねばならず本当にしんどかったのです。

それでもお金がないより良いと思い、かつてのアルバイト先には辞める時に「戻ろうって思ったときは連絡して」と言われていたので責任者の方に連絡し、復帰することになりました。

ですがアルバイトがしんどくて、結局私は大学を二年半で辞めることになりました。

大学に入学する際に奨学金を遣おうとしたら両親にものすごく怒られ、そのくらいの貯えはあるから学業に専念しろと言われたにもかかわらず、日々の食事すら用意してくれずに子供を働かせる親もどうかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です